教育委員会の存在は大変ありがたいものですが、その知名度に比例した現場の活動内容や貢献度が一般人に伝わってくることはないと言っても過言ではないでしょう。
基本的に教育委員会は地域の学校教育からスポーツまで、幅広い問題に関する事務を担当する機関ですが、仕事の内容が全般的なものなので何をやっているのか、実態が把握しづらいのは当然のことでしょう。
ですが、教育委員会が学校教育の核になっているから、全体のコアとして機能することで全体のまとまりが出てくるというのは間違いないことでしょう。
学校教育は問題の奥深さから様々な問題点が指摘されていますが、コアとなる教育委員会がしっかりしないと全体がぼやけてしまうので、今こそ教育の原点に立ち返ってあり方を見直すべきでしょう。
学校教育の失敗の原因は指導者や管理者にあることは事実ですが、失敗の責任は残念ながら教育を受けた方々それぞれにあるので、それに関しては失敗をバネに強く生きていくしかないでしょう。