中学生ともなれば体も大きくなり、体格だけなら大人と遜色ないほどに成長します。
ですが、子供と大人のハザマにある思春期は内面的にトラブルを抱えるケースも多く、家庭教育としても親がそのケアに努めてあげることが重要です。
そのため、子供が相談しやすい親になる必要があるので、日頃から子供の話をしっかりと聞いてあげ、同じ目線で考えることが欠かせません。
キチンと関心を持って接すれば、子供は親から愛されていることを感じ取れるため、親を心の拠り所と認識し、相談もしやすくなります。
昨今では普通の子供が突如として非行に走ることも増えているとされていますが、日常的に子供と会話をすることで、それを防ぐこともできます。
また、子供は大人と違って気持ちを伝える術が未熟なため、親は子供の体調不良をはじめ、過食や拒食といった行動にも関心を払い、サインを見逃さないようにしなければなりません。
いきなり型と呼ばれる非行は、そのサインを親が気づかず、放置することで表面化する傾向があります。
そして、未然に防げなかった時など、親だけでは対処できない場合は、必要に応じて家庭教育相談や、教育センターなどの機関で相談してみましょう。